ガーメントのないスーツケースにスーツを詰める(実践編)
この記事の続きで、実際自分でやった時の写真とメモ書きを、備忘のために残しておきます。レディーススーツでの手順があまり見当たらないので、 スカートの扱いに少し迷ったのですが…そのあたりも含めて。
スカートスーツをたたむ
今回は黒のノーカラースーツを持って行きました。ウール素材の秋冬もの。単品使いもできるので、ビジネスカジュアルでよい場面では下を差し替えたりして使います。
この動画を見ながら、ジャケットの袖と袖を通して半身にし、肩のところにクッションがわりの衣類を入れます。テーラードの時は襟の扱いに注意が必要ですが、今回はノーカラーなのですんなり。
スカートも一緒にたたみこんでみます。この写真の後、ジャケットとの間にもクッションを入れました。
予行ではスカートを2つ折、本番では3つ折りにしてみましたが、どちらがいいとも言い切れず…。どちらでも、致命的なシワまではつかないので、お好みで。
今考えたら、3つ折の中にもクッション入れたらよかったのかもしれません。そうするとさらに厚みが出るので、やはりジャケットとスカートは別に巻くべきか。やはり無精しちゃだめだな…。
まあとにかく今回は、スカートの上にもクッションのスウェットパンツを入れて、一緒に巻きました。
巻き終わり。
スラックスをたたむ
バリエーション用のウールのスラックスも持って行きました(ちょっと使用感あるのはお見逃しを)。これは動画の通りなのでかなり省略。折り目に気をつけて、クッションを入れて巻き込むだけです。
風呂敷でまとめる
2つのロールを風呂敷でくるむと、スーツケースの中でおさまりがいいです。運搬の時に潰れにくいよう、車輪と反対側に。(車輪側はこの後隙間なく詰めました、念のため)
風呂敷はこのシリーズです。今回のように2つのロールを包む場合、90x90cmが余裕があってよいんじゃないかと思います。70x70cmだとちょっと小さそう。
ホテルに着いた状態(約1日半後)
出発前日にパッキングし、乗り継ぎを含むフライト、到着後のミーティングなどを経て、ホテルについたのは現地の夜。ようやく荷解きができたのは、パッキングから36時間はたっぷり経った頃です。さて、スーツはどんな状態でしょう?
シワがわかりやすいよう、露出高めの写真を撮っておきました。
ジャケットの身頃には、目立ったシワはありませんでした。袖は、内側に入れた方がややシワになっていますが、スプレーを吹いて翌朝には回復していました。
スカートは、前後のタックに沿って3つ折りにしたので、背面にその線がついています。でもこれも、スプレーで翌朝にはOK。2つ折りだと後ろの線がつかないと思いますが、前の真ん中に縦線入ったらいやだなあ…という懸念があり、本番では採用しませんでした。
スラックスの写真は撮ってなかったみたい。でも、もちろん大丈夫でした。
ご参考まで。