念入り日記

30代プロダクトマネージャー。仕事と出張と生活の中の気付きを書き留めます。念には念を入れるんだ。

重さ40gのお泊りスキンケアセットを作る(登山・ロングフライト・旅行用)

私はたまに登山でテント泊をするのですが、最初のころ悩んでいたのが基礎化粧品。持っていくものは、水がなくてもメイク落としや保湿ができて、できるだけ軽くて、液漏れの心配もなくて…という、厳しい条件を満たす必要があるからです。

何回か試行錯誤をして、自分にとって、あまりストレスのないスキンケアセットのノウハウを編み出しました。1泊分で重さ約40g。

ちなみにこのセット、旅行でも役立ちます。特に活用できるのが、飛行機の長距離フライト(理由は後述)。「私、登山なんかしないし…」という方にも、役に立つかもしれません。

 

ざっくりいうと、コンビニとかによく売っている「使い切りのお泊り用スキンケアセット」を、自分に合う形で、いつでも簡単に、家でのメンテの手間もなく作ろうという話になります。 

KOSE コーセー ソフティモ 2泊おとまりセット (トラベル・旅行用) a 11袋入

KOSE コーセー ソフティモ 2泊おとまりセット (トラベル・旅行用) a 11袋入

 

 

この手のセットは、全部一気に揃えられて便利なんですけど、セットの内容と自分の使い方がぴったり合うことは、なかなかないですよね…。一袋の化粧水が多すぎて余るとか、水のないところではオイルクレンジング使えないとか。

試供品を集めておいて持っていくのも定番ですが、必要な数の化粧水とか常にストックありますか? 現地では使い捨てできて楽なんですが、どちらかというと家での管理の方が面倒で(どれがある/ないをチェックするとか、古い試供品をためずに使うとか)。特に登山の時は、他のパッキングでバタバタしていることもあり、なんとなく避けるようになってしまいました。

 

そこで本編の、自分で簡単に用意する方法です。以下を家に常備しておきます。

  • シート状のメイク落とし(オイルフリーのもの)&極小チャックつきポリ袋

  • 清浄綿 ※テント泊や長距離フライトの場合
  • 自分が普段使っている化粧水・クリーム&小さい容れ物

 

メイク落とし&極小チャックつきポリ袋

私はソフティモをよく使っています。シートタイプでオイルフリー、どこのドラッグストアでも売っている。少ない枚数のパッケージもあるので、普段別のメイク落としを使っていても常備しやすいですね。

ソフティモ メイク落としシート12枚入

ソフティモ メイク落としシート12枚入

 

 極小ポリ袋とは、こんな感じの、5✕7cmくらいのもの。常備薬の持ち歩きとかにも使いやすいサイズで、あると何かと便利です。Amazon取扱のものは量が多すぎるようでしたら、スーパーやホームセンター等でも買えると思います。

ジャパックス チャック付きポリ袋 無地タイプ ヨコ50×タテ70mm 透明 AG-4
 

ソフティモのシートは、1枚でしっかりメイクが落とせる大判サイズ。それを8つ折りにすると、先程のジッパー袋にちょうど入ります。これで持ち運べばかさばらず乾燥もせず、そして現地で使い捨てOKです。

残りのシートは、登山や旅行の時以外にも、飲み会帰りでメイク落としが面倒な時とかに使ってます。w 減ってきたら次をストックするようにすれば、乾燥させることもなく、切らすこともなく、ほどよくローテできます。

清浄綿  

これはテント泊や長距離フライトなど、「水が使えないけど顔を洗いたい」時のためのものですね。洗面所やお風呂が使える場所なら不要です。

ウェットティッシュと違ってほぼ完全に水なので、目の周りを拭いたりしてもしみません。これをメイク落とし後の洗顔代わりにしています。1袋に2枚入っているので、顔以外で気になるところを拭いたりするのもよいでしょう。私は、夫がコンタクトをつけ外しする時にあげたりもしています。

そもそもは傷の清浄などに使うものですので、登山の人は、エマージェンシーキットにも入れておきましょうね。

FC 清浄綿AII 100包入 [医薬部外品]

FC 清浄綿AII 100包入 [医薬部外品]

 

 

飛行機の場合、トイレに洗面所はありますけど、席の場所によっては頻繁に立てないですし、そもそも混むので使う時間は最小限にしたいものです(マナー的に)。そうは言っても、長時間メイクしっぱなしは疲れる…という時に、この山用スキンケアセットを持ち込むと、席を立たずにさっぱりできます。

ロングフライトでは1食目の後に消灯になりますので、そのタイミングでやることが多いですね。 出張は会社の人と同便が多く、搭乗前から落とすのはちょっと気が引けるので…。後述のスキンケアをして、後はぐっすり。

で、再点灯の前くらいにまた清浄綿で顔を拭いてスキンケア。その後は最低限のメイク、UV下地とパウダー、アイブロウ、色付きリップくらいですかね。これも山用メイク相当ですね。w

化粧水&クリーム 

敏感肌ということもあって、これは結局、「普段使っているものが一番」という結論に落ち着きました。小さい容器で持っていって、余ったら持って帰り、普段のスキンケアとして使い切ればいいわけです。

乳液は小さい容器に入れると出しづらいので、こういう時は省略。化粧水とクリームだけで保湿としては十分ですし、キュレルのクリームはべとつかないので、朝使っても違和感ありません。

nennennen.hateblo.jp

あとこれも登山&フライト用のノウハウですが、「化粧水の容れ物はねじ込み式の蓋にする」というのがあります。パッチンと蓋が閉まるワンタッチ式は手軽なのですが、山や機内は気圧の変化がかなり大きいので、液体が外に漏れ出してベタベタになるんですよ…。

ワンタッチ式の容器しかない場合、サランラップを2~3回折りたたんで、蓋と穴の間に噛ませるように入れておくと、ベタベタを避けられます。

クリームの容器は、2gくらいの小型のものがドラストやトラベル用品コーナーに売ってますが、なければコンタクトケースでも。

 

最終的にこうなります

メイク落とし✕1、清浄綿✕2(晩と朝)、化粧水とクリーム。トータルで37gになりました。

何かのトライアルセットが入っていたジッパー袋に入れて、こんな感じで持ち歩いています。

軽いので登山にも楽に持っていけますし、ロングフライトにも便利。普通の旅行ならここまでしなくてもいいのですが、荷物を減らしたい時にはありかと。

また、家でのモノの管理の手間を減らすために、

  • メイク落としは小容量のシートを常備。飲み会の後とか、普段使いもしながら適度にローテ
  • 清浄綿は悪くならない(通常3年ほど保管可能らしい)ので、非常用グッズも兼ねて常備
  • 化粧水とクリームは普段使っているもの

という所がポイントですね。