パーソナルカラー診断を受けてきた
ここ数年、雑誌などあちこちで取り上げられているあれです。ファッションやメイクを選ぶ際に、自分の肌や瞳に合う色味をアドバイスしてくれるというもの。
青み(ブルーベース)か黄み(イエローベース)か、ソフトめかハードめかで、春夏秋冬の4タイプに分けられています。詳しい解説はいろいろあるのでそちらで。
パーソナルカラー自己診断 タイプ別おすすめアイテム - セシール(cecile)
前提
- 近々生活の環境が変わり、服やメイクの自由度も高まるので、買い物する前に自分に似合うものを知っておきたい
- (他に時間とお金を使いたい趣味があるので)服やメイクの失敗でお金を浪費したくない
- 色音痴なので、色の違いと、何がOK(似合う)かのガイドラインがほしい
このタイミングで受けたのは1が主要因だけど、根本的な動機として、2や3はずっと心の中にありました。
もちろん、「自分の好きなもの着ればいいじゃん」という世のご意見は超正しいんですよ。だけど私の場合、
- 2→話題のデパコス(デパートのカウンターの化粧品)に手を出したけど、全然似合わなくてドレッサーの肥やしにした苦い経験が…
- 3→そもそも「ピンク」「ブラウン」「青」「赤」の中の細かい色味があまりよくわからない…(大人になってから結構頑張って理解しようとしている)
という前提がある。
これがわかる人はきっと自分で色々選べるでしょう。私は自分の目が信用できないので、人の知見を金で買うことにしたのです。
受けたコースは、パーソナルカラー診断とメイクレッスンのセット、2万円台でした。
パーソナルカラー診断の結果
- 自己診断:ブルベのどっちか(ウィンターかサマー)、おそらくウィンター?
- 結果:サマー
過去、サーモンピンク(スプリングの色)やカーキ(オータムの色)のトップスを着ると、顔がオレンジにむくんだり土気色になったりする経験があったので、イエベではなさそうだなという予想はしてました。
実際の診断は、自然光の中、鏡の前で布をあてて見ていきます。サマーVSオータム、ウィンターVSスプリング…みたいに2つずつ比較し、最後まで勝ち抜いたものが自分のカラー。
まずは自分で答えて、先生がその後答え合わせをしてくれます。自分の目で見ても似合わないものをはじくので、納得感がありました。
見るポイントは、
- 目のくまが目立たないか
- 顎やおでこ、ほうれい線に変な影ができないか
- フェイスラインが適度に引き締まって見えるか。色を反射して膨張したり、逆に影ができすぎたりしないか
なお、私はくまが元々あまり出てないタイプと言われ、後ろ2つを中心に見ました。
サマーVSオータム、ウィンターVSスプリングは前者で即答。最後のサマーVSウィンターは、ウィンターに好きな色が多いのもあり悩んだけど、冷静に見ると強い色だと影が出る気が…。
サマーでファイナルアンサー、正解でございました。
一般論として、サマーの人はスプリングの色に手を出しがちという説明があったけど、私は4つの中でスプリングの色が一番合わなかったです。ピーコックグリーンの布を置いた時、フェイスラインに緑の影がくっきり出て「ひっ」と悲鳴をあげたくらい。今後も避けていきたい所存。
ウィンターはそこまでだめという感じはしないけど、トップスは柔らかい色にするか、デコルテのあいた服で顔への反射をおさえるとか工夫した方がよさげ。パーソナルカラーは主に顔映りの話なので、下半身に使うのはそんなに悪くないとのこと。
青や赤もそれぞれ色味の違う布を当てて見比べたので、どの色味があうのか、前より理解が進んだ気がします。
なお診断終わった後、先生に「部屋に入ってきた瞬間『サマーの人が来た!』と思って」と言われました。
わりと典型的なタイプみたいなんですが、診断してもらわないとはっきり認識できなかったので、自分のことはやっぱり好みや思い込みが入るんだなあと。
そういえば先日話題になった、ヴィセのAIパーソナルカラー診断も、サマーという判定でした。
スマホで見つけて。似合う色。【パソカラ】 Visée AI Personal Color Finder | Visee<ヴィセ>
メイクレッスン
サマーの診断を受けて、「ピンクのアイシャドウを使いましょう」と切り出されたのでぎょっとする。イエベの人がベージュやブラウンで影をつけるところ、サマーは顔の赤みが出やすいため、ピンクが影になるとおっしゃるのですが…。
で、やってもらうと確かに、ピンクがどぎつくなることもなく、自然ながら品のあるメイクになりました。ほえー。超意外。
私は顔の赤みやくまがほとんど出ないタイプで、それでウィンターかなと思っていたところもあるのだけど、ダークカラーでメリハリをつけるより、色をのせてグラデーションを出した方が確かに合っているかも。
テクニックの詳細は割愛(有料の内容だし)。各パーツで、この手順ではどこの何に気をつける、というようなアドバイス。微妙な差なんだけど、なんとなくやってた時より確かに違って見える。ためになった。
メイクパレットや雑誌の切り抜きを見ながら「こういう組み合わせがサマーらしい色合い」というのも教えてもらいました。カラーチャートはたびたび目にするけど、実際のコスメで見るとよりわかりやすい。
自分で持ち込んだコスメの評価もしてもらえる。合わないものは断捨離がおすすめ。
最後に、今日使ったコスメ(に似たもの含む)のメーカーや色番号を一通り教えてもらって終了。
診断を受けてみて
2万円オーバーは決して安い金額ではないのですが、合わない服やデパコスを買ったらすぐ溶ける金額でもあります。今後の買い物方針が明確になり、意味のある出費と納得してます。
メイクレッスンのないコースもあったのですが、これもつけといてよかったです。特に、眉やアイメイクで漠然とうまくいかないなーと思っていたところが、レッスンしてもらってほぼ解決しました。安定して短時間で再現できるよう、しばらく練習しよう。
ピンクのアイシャドウとか、今まで考えたこともなかったけど似合う組み合わせを知ることもでき、今後のメイクが楽しくなりそうです。