'spark joy' = ときめく
USAトゥデー紙は新刊の話題に加え、「新年で(片づけを)決意する人が多い」ことを、売り上げが伸びた理由として挙げている。
新年で一念発起する人が多いのって、世界共通なんでしょうか。こんまり現象すごいですねー。
The Life-Changing Magic of Tidying Up: The Japanese Art of Decluttering and Organizing
- 作者: Marie Kondo
- 出版社/メーカー: Ten Speed Press
- 発売日: 2014/10/14
- メディア: ハードカバー
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機内誌で、著者の近藤麻理恵さんの英語インタビュー記事を目にしたところ、「片づける=tidy up」「ときめく=spark joy」という訳語らしく。ふむふむと思ったので、ここにメモっておきます。
'spark joy' の語感から、「瞬間的に火花が散るような胸の高まり」という感じが伝わってくるような気がしますね。動詞にも形容詞にも使えるみたいです? (「動詞のみが正しい」とおっしゃっているブログも見かけましたが、読んだ記事には以下のような両方の用例があった気がする…。私にはどちらが正しいのかはわかりません)
Does it spark joy?
~ to select the things you feel spark joy
英辞郎やオックスフォードではそのものズバリの表現はヒットせず、Googleで検索しても上位はこの著書に関するもの。「人生がときめく〜」用の造語なのかもしれません。
http://eow.alc.co.jp/search?q=spark+joy&ref=sa
http://www.oxforddictionaries.com/spellcheck/all/?q=spark+joy
年明けに、実践編的な位置づけの続編も発売されたようです。タイトルは直球で "Spark Joy"。
Spark Joy: An Illustrated Master Class on the Art of Organizing and Tidying Up
- 作者: Marie Kondo
- 出版社/メーカー: Ten Speed Press
- 発売日: 2016/01/05
- メディア: ハードカバー
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'Konmari method' に至った背景を問われて、近藤さん曰く、「子供の頃から母の主婦雑誌を読んで家事をまねていた。大体のことはできたが、片づけが一番得意でなかった。なので考えて取り組んでいたら、人からアドバイスを求められるようになった」とのこと(うろ覚え)。
得意すぎて自然にできちゃうことより、考えて取り組んだことの方が再現性があるし、人にも伝わるというのは、なんとなくわかる気がします。