念入り日記

30代プロダクトマネージャー。仕事と出張と生活の中の気付きを書き留めます。念には念を入れるんだ。

ミュージシャンは敬語で喋ってないのか問題

anond.hatelabo.jp

たぶん喋ってないんじゃないかなーと想像します。元のインタビューが聞けない中、また私も不十分な経験の中で書きますが。

(追記:その後、別の英語インタビュー記事で口調を知ることができました。)

Bruce Dickinson (Iron Maiden) のインタビュー記事を全訳してみた - 念入り日記

 

仕事でいくつかの地域、企業の方とやりとりしている中で、英語にも、カジュアル〜フォーマルまでかなりのグラデーションがあるように感じます(それを敬語と呼ぶかどうかは置いといて)。省略形、助動詞の使い方、主語を省略する、などなど。 

下記はビジネスチックで素朴な例ですが、同じ意図でも、先に出てくる方がカジュアルですし、逆に企業対企業の場面とかだと、後ろの方の表現が出てきやすいです。*1

「…したい」〜「…させていただきたい」

  丁寧度が低い順に I wanna ... < I want to ... < I would like to ... 

「ごめん」〜「申し訳ありません」

  Sorry for ... より I'm sorry for ... の方が丁寧だったり。

「…だ」〜「…かもしれない」

  何かを伝えるにしても、may「〜かもしれない」でやんわりお伝えすると丁寧な感じです。might だとさらに遠回し度が高まる。

「…できる?」〜「…していただくことはできますか?」

  Can you ...? < Could you ...? < Could you please ...? *2

 

冒頭取り上げられているのはアイアン・メイデンでしたが、ロックバンドの人はくだけた表現を使う場面が多くて、その温度感を伝えるために、ああいったタイプの翻訳調が受け継がれているのではないでしょうか。一方、ソフトな表現で話すミュージシャンもいるはずで、そういう時は敬語で訳されるのかもしれません。 

でも私も、「〜だよ」「〜だからね」調は、さすがに時代に合ってないような気はするんですけどね…。

 

(余談)

ここらへんの英語のニュアンスをイメージするのに、個人的にはスティーブ・ソレイシィさんの本がすごく役立ちました。日本語の感覚に丁寧に寄り添って紹介してくれるので納得感があり、かつフレーズ自体がシンプルですぐ使えます。激おすすめ。

CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)

CD付 ネイティブなら日本のきちんとした表現をこう言う 英会話きちんとフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)

 

あとは昔、大西泰斗さんの「ネイティブ・スピーカーの〜」シリーズもよく読みました。

ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく

*1:もちろん、企業文化や個人のキャラクターによるので一律ではないです。あと同じ相手でも、ちょっとしたお願いはカジュアルに、交渉事はかしこまった表現で、など使い分けることもあります。

*2:過去形にすると、丁寧な感じが出る(一方で遠回しにも感じる)のは、日本語の「〜ですか?」と「〜でしたでしょうか?」のイメージとかに近いなと感じます。

海外経験ナシで英語仕事をしている自分の、なんとなく英語がイヤになる期間

アメリカ出張から帰ってきて2週間くらい経ちます。

nennennen.hateblo.jp

この日に書いた通り、出張中も、後半はヒアリング能力が落ちていた実感があったのですが。

普段の業務に戻っても、メールのやりとり、ドキュメントを読む、電話会議、契約書をレビューするなど、タスク全体の4分の1(〜多い時で3分の1)くらいは英語を使っています。

しかし帰国後、英語を見るのになんか抵抗があって…正直、英語の仕事が少しペースダウンしていました。手をつけるまでに時間がかかったり、長文が前ほどすんなり入ってこなかったり。その間は社内調整的な仕事の方が捗ったりw

数日前から、英語のタスクもようやく元通りのペースで進められるようになったかな、という感じです。

 

振り返ってみると、ナマの英語の環境に身をおき、自分の実力を客観的に見たことで、心理的な落ち込みがあったのかな? と。

日本のオフィスで英語を使う限りでは、辞書も引けるし、電話会議なら事前にアジェンダなど準備しますし。自分のほぼMAXの(というか若干背伸びした)実力が出せるわけです。

一方、リアルタイムで英語を使うしかない環境だと、そうはいかない。ぶっつけでうまくいかないことの方が目立って感じられる。そこのギャップから、やや凹んで集中力も落ち、現地での会話や、帰ってきてからの英語業務がおっくうになっていたんじゃないでしょうか。

つまり、海外経験ナシで英語業務をしている立場だからこその、ちょっとした挫折感だったのだろうと、自分なりにこの2週間を分析してみた次第。

 

ま、自分の力を客観的に見て凹むというのは、健全に成長する上で必要なステップです。数年前にオンライン英会話を始めた時も、しばらくは本当にブルーで…w でも少し我慢して乗り越えると、その前より土台の部分が鍛えられる実感がありました。

今回もまたここから、本当の実力をつけていきたいなと思います。

ガーメント機能のないスーツケースにスーツを詰める

さて、スーツケースを手に入れたものの、出張の時にスーツをどう持っていくか?

ガーメント機能(ハンガー専用エリア)がついてるのも候補に入れていたのですが、特に必須条件にはしませんでした。ので、私が買った「サムソナイト アスフィア」にはついてません。

結果的には下記の動画で紹介されている、くるくる丸める方法で持って行きました。ホテルチェックイン後にハンガーにかけ、携帯用のしわとりスプレーを多めにふっておけば、翌朝にはばっちり。

ぶっつけ本番はちょっと心配だったので、自宅でシミュレーションもしたりして。1日半くらい寝かせて、アイロンが必要なほどの深いシワがつかないことを確認したので、安心して持っていけました。念には念、です。

備忘に写真を撮ってあるので、気が向いたら実践編も書くかもです。 

 


How to Pack a Suit

 

下記ページも同じ方法を紹介していますが、静止画なので途中途中が見やすいです。並行して参考にしました。

スーツのたたみ方|出張時もきれいなスーツで過ごす方法

 

 しわとりスプレーはこういうやつですね。現地で毎晩活用しました。

 

 下記のような専用収納グッズもいろんな意見があるようですけど、実際どうなんでしょうね。高いので私は見送っちゃいました。

ワンツーフィニッシュハンガーケース2

ワンツーフィニッシュハンガーケース2

 
世界最小級ガーメントケース「SU-PACK」

世界最小級ガーメントケース「SU-PACK」